金沢市連続ひき逃げ死亡事件 被告の元少年に懲役１４年の実刑判決（テレビ金沢） - Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/3ace9bef2af27d4e8d19c773194393f2377ce30c
石川県金沢市で起きた連続ひき逃げ死亡事件の裁判員裁判で金沢地裁は、７日、被告の元少年に対し懲役１４年の実刑判決を言い渡した。
危険運転致死などの罪に問われていたのは現在２１歳の元少年だ。
おととし１２月、当時１９歳だった元少年は飲酒後に車を運転。
金沢市香林坊で男性をはねて重傷を負わせた直後赤信号を無視して片町の交差点に進入。７０代の女性をはねて死亡させ、逃走したとして起訴されていた。
元少年はカラオケ店で友人など６人と飲酒した後、事故を起こしたとされ、これまでの裁判で元少年は発泡酒を１缶飲んだだけでその後は酒を飲むふりをしていたなどと起訴内容を一部否認。
一方、検察側は、「飲酒運転の発覚を逃れるために逃走し、ことさらに赤信号を無視した」として懲役１４年を求刑していた。
そして、７日午後３時から始まった判決公判。金沢地裁は、一連の犯行で最も重い危険運転致死罪が成立するとし、「被告人は安易に飲酒運転を開始し、香林坊で事故を起こしたのに信号表示を意に介することなく加速しながら逃走し歩行者に衝突し死亡させた」「誠に身勝手で危険、厳しい非難に値する」として、求刑通り懲役１４年を言い渡した。
この判決に対し遺族は「求刑通りの懲役刑が認められたことに安堵している」「母が戻ってくる訳でもなく納得もできないが、あの日から止まっていた時間が動き出すきっかけにはなると思う」とコメントしている。
一方、弁護側は、「被告と相談してきめるが控訴の方向で進めたい」とコメントしている。
VIPQ2_EXTDAT: none:none:1000:512:: EXT was configured