メキシコと国境を接する米カリフォルニア州サンディエゴで、4歳の男の子が国境フェンス越しに地面に落とされ、助けに駆け付けた救急隊が銃撃される事件があった。米税関・国境取締局(CBP)が明らかにした。
CBPによると、事件は現地時間の15日午後9時ごろ、サンイシドロ国境検問所付近で発生。不法入国した人物がフェンス越しに子どもを落とす瞬間を監視カメラの映像がとらえていた。
けがをした子どもを助けるために隊員が駆け付けたところ、何者かに銃撃されたという。
現場にいた子どもと救急隊員、サンディエゴ消防隊員には全員に身を隠すよう指示が出され、CBPのヘリコプターが出動して援護に当たった。
子どもに大きなけがはなく、国境警備隊の幹部は「子どもは無事だった。密売業者を信じるな!」とツイートしている。
https://www.cnn.co.jp/usa/35204242.html