「芸備線で買いに来て」 ネコ駅長のカレンダー、27.28日販売

2019年まで活躍したJR芸備線志和口駅(広島市安佐北区白木町)のネコ駅長・りょうまの在りし日の姿を収めた22年カレンダーが完成した。芸備線の利用促進を目指してカープのラッピング車両を走らせる庄原市民に触発され、住民グループ「りょうまを偲(しの)ぶ会」が27、28の両日、同駅前で販売する。

A3判の二つ折り。ホームを歩く様子や猫じゃらしに喜ぶ表情、制服を着たりりしい姿など21枚の写真を載せる。りょうまの死後も愛らしいカレンダーはファンから好評。
カープのラッピング車両を走らせるために資金を集め、今月28日からの運行を実現させた庄原市民有志の取り組みがきっかけとなり、志和口駅でも芸備線をPRしようと5作目の製作を決めた。

りょうまは駅にすみ着き、12年に住民が「駅長」に任命。人気を集め、集客に一役買った。カレンダーは200部印刷。1部千円。購入者にはポストカードとキーホルダーも贈る。
偲ぶ会の中原英起会長(76)は「ぜひ芸備線を使って買いに来てほしい」と話す。
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りょうまの愛らしい姿を収めたカレンダー
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