趣味の釣りも「遊び」じゃすまない? 政府、「遊漁」の規制強化へ

 水産資源の管理を徹底するため、政府は「遊漁」と呼ばれる趣味やレジャーでの釣りに対しても規制を強化する方針を固めた。
都道府県ごとに登録している遊漁船業者やプレジャーボートなどで楽しむ釣り人に、特定の魚種について漁獲量の報告を求め、種の保存に支障があると懸念される場合は漁獲枠新設も検討する。
改正漁業法(2020年12月施行)で漁師に対する漁獲管理は厳格化されており、これまで「事実上取り放題」(水産関係者)だった遊漁についても、一定の規制が不可避と判断した。

https://mainichi.jp/articles/20211215/k00/00m/040/257000c