日本の自動車メーカー「ダイハツ工業」の奥平総一郎社長は20日、新車発表会を開き、2030年までに日本国内で販売する全ての新車をハイブリッド車と電気自動車(EV)にするという目標を発表した。NHKが報じた。
奥平社長は今後の電動化の戦略について、同社としては初となる軽自動車サイズのEVを2025年までに投入すると説明。そのうえで、2030年までに、国内で販売する全ての新車のハイブリッド・EV化を目標に掲げた。


軽自動車のEVの価格について奥平社長は、「100万円台でないと購入してもらえない」と指摘し、補助金を含め200万円未満とする意向を示した。
軽自動車のEVを巡っては、日産自動車と三菱自動車工業も来年度初めに販売を予定しているほか、ホンダやスズキも市場に投入する方針。また、これより先、トヨタ自動車がEVの世界販売目標を2030年に350万台まで引き上げるなど、EV戦略を強化する計画を打ち出している。

https://jp.sputniknews.com/20211220/2030ev-9820125.html