千葉市若葉区東寺山町の国道16号交差点で13日午後5時50分ごろ、横断歩道を渡っていた同所近くの高齢女性(62)が乗用車にはねられた。女性は頭を強く打つなどして、搬送先の病院で死亡が確認された。

 千葉東署は14日、自動車運転処罰法違反(過失傷害)の疑いで千葉市立小教員の男(36)=同市中央区=を逮捕した。容疑を同法違反(過失致死)に切り替えて詳しい原因を調べる。

 同署によると、容疑者は「交差点を左折するときによく確認していなかった」と容疑を認めている。現場は信号のある交差点で、信号が青に変わった直後に発生した。容疑者は自宅に帰る途中だった。

 同市教委の磯野和美教育長は「被害者の冥福を心から祈るとともに、遺族に深くおわびする。教員がこのような重大な事故を起こし痛恨の極み。二度とこのような事故が起きないよう安全研修などを徹底し、事故を起こした教員については厳正に対処する」などとするコメントを出した。

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