左から山田氏、赤松氏
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 自民党の山田太郎デジタル大臣政務官(54)が31日、都内で行われた「AFEEエンターテイメント表現の自由を守る会」が主催した超党派議員による街頭演説会に参加した。

 日本最大の同人誌即売会「コミックマーケット(コミケ)99」は例年だと、8月と12月の年2回開催されている。

 山田氏は新型コロナウイルス感染拡大の影響で2年ぶりのコミケ復活について「オミクロン株も猛威を振るっていますので、今回もどうなることやらと思った」と話し、こう声を張り上げた。

「2013年からこのコミケ会場(りんかい線国際展示場前)でやって来て、サブカルチャーが認知された。私は政治がサポートすることが、結果としていいのかと、多少危機感を感じている。政治がサポートすることが結果として政治の配下にサブカルチャーが置かれることがあってはならない。あくまでも最低限の支援をするということが必要だという思いです」

 すると、自民党が来年の参院選比例候補で擁立した「ラブひな」「魔法先生ネギま」など美少女ラブコメディーのヒット作で知られる漫画家・赤松健氏が登場。

 山田氏は聴衆に対して「相思相愛の仲です。私自身が赤松健さんの擁立に動きました」と打ち明けると、次のように訴えた。

「赤松さんが政治家になったら、『ネギま』を始めとしたマンガが読めなくなっちゃうんじゃないと多くのファンが心配していた。しかし赤松さんがいなければ、日本の表現の自由、そして海外に訴えることが出来ない。私の考えは赤松さんに手伝ってもらいたい」

 山田氏は赤松氏のネット選挙戦をサポートする。

2021年12月31日 23時11分
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