大規模だが効果の薄い「中国的SNS工作活動」に、変化と洗練の兆しが見え始めた
1/7(金) 18:38配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/af21c0a3112acce8b9bc8eb1157f68a109701a77

<膨大な数の「捨てアカウント」を作って中国共産党寄りの主張を
ばらまく従来の作戦は、ほとんどフォロワーも影響力も持てなかったが......>

ツイッターは2021年12月2日、2つの中国政府系の宣伝工作アカウント
群の排除を発表した。新疆ウイグル自治区に関する中国共産党の主
張を繰り返す約2000のアカウントと、同自治区政府に雇われた民間企
業「張裕文化」関連の112アカウントだ。

私たちスタンフォード大学インターネット観測所は、ウイグル人の扱い
について党寄りの主張を拡散してきたこの2つのアカウント群について
分析した。いずれも国営メディアの報道内容をコピーしたり、良い暮ら
しだと語るウイグル人の証言なるものばかり伝えてきたアカウント群だ。

これ以前に削除された多くの事例と同様、やり口は稚拙だった。実在
の人物のアカウントに見せ掛ける努力もせず、プロフィール画像が初期
設定のままだったり、ネット上の画像を借用していたりする。そして他
の話題の投稿履歴は皆無に等しい。

フォロワーの数はゼロに近い。投稿への反応(リツイートや「いいね」な
ど)もほとんどない。私たちが初回の分析対象としたツイート3万1269件
のうち、97%は反応が皆無だった。


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