4K120p入力で解像度半分になっちゃう問題。TVメーカー5社に聞いた
https://av.watch.impress.co.jp/docs/topic/1379134.html
PlayStation 5(PS5)やXbox Series Xといった、新型のゲーム機が発売されてから約1年。テレビやAVアンプ、サウンドバーなどのジャンルからも、ゲーム機と同じ“HDMI2.1”をサポートする製品が出揃い始めた。
具体的には、テレビはソニー・ブラビア、パナソニック・ビエラ、シャープ・アクオス、レグザ、LGのミドルからトップエンドの2021年モデルがHDMI2.1をサポート。AVアンプもデノン、マランツ、ヤマハが、2021年の全モデルでHDMI2.1をサポートした。
ユーザーにとってはようやく、最新ゲーム機が備える性能や機能をフルに活かしてゲームがプレイできる環境が整ったわけだが、その一方で、国内の口コミや海外のAVメディアなどではHDMI2.1対応テレビに関する“ある事象”が指摘されていた。
それは「4K120pの信号をテレビに入力すると、垂直解像度が半分になってしまう」というもの。
“4K120p対応”と謳ったテレビであれば、4K/3,840×2,160・120fpsの信号をそのまま表示してくれるはずだが、一部のテレビでは、4K120p信号を入力した場合に限り、垂直解像度が半分(3,840×1,080相当)に間引かれてしまい、オリジナルの映像がフルに描写できていない、というのだ。※120p以外の、通常の4K信号は問題なく表示される
そのようなことが実際にあるのか?
テレビメーカーの技術者に話を聞いたところ「4K120pのデータ量は従来に比べて非常に大きく、画像処理の負荷は小さくない。リフレッシュレートを優先する方法としてはあり得る」とのこと。しかし、メーカーのカタログやウェブサイト上の製品、サポートなどではそうした詳しい事が書かれておらず、また口コミなどでも「A社とB社は大丈夫」「いや、B社は半分になる」と情報が錯綜している様子。
そこで、ソニー、パナソニック、シャープ、レグザ、LGの主要テレビメーカー5社に同じ質問を投げ、4K120p入力で解像度が半分になってしまう事象の有無を確認することにした。
そもそも4K120pとは
各社からの回答を掲載する前に、4K120pのことを軽くおさらいしておこう。
そもそも“4K120p”とは、4K/3,840×2,160ドットの解像度を持つ1枚の画像が、秒120コマで構成されている映像を指しており、見た目としては、ヌルヌルと滑らかな映像になる。
とはいえ、映画は秒24コマ、テレビ番組などその他多くの映像が秒60コマでできていることがほとんどのため、120コマの映像素材はかなり限定的だ。現状は、冒頭で登場したPS5やXbox、そしてPCのビデオボードから出力したゲーム映像が、4K120pのメインコンテンツと言っていい。
しかも最新ゲームの全てが120コマになる、というわけではない。120コマにレンダリングできるように設定された、対応のゲームソフトが必要となる。PS5では「フォートナイト」、「レインボーシックス シージ」、「コール オブ デューティ ヴァンガード」、「コール オブ デューティ ブラックオプス コールドウォー」などのゲームが4K120pをサポートしている。

省略

各メーカーへは、以下の4つを問い合わせた。
質問:御社のテレビは4K120Hzを問題なく表示できるか?

☓ソニー:表示できないらしいと聞いているが、改善する予定はありません
○パナ:表示できるようにアップデート済みです
☓シャープ:できません
○東芝:できます
○LG:できます

「PS5」を販売しているSONYが一番不誠実で草
以下ツイッターの反応
https://i.imgur.com/qa1qHJo.jpg
https://i.imgur.com/XZMsjIG.jpg
https://i.imgur.com/wSsa94B.jpg
https://i.imgur.com/H8jtgbK.jpg
https://i.imgur.com/JfcZKL6.jpg
https://i.imgur.com/BNGOh3A.jpg
https://i.imgur.com/NgUxcyO.jpg