アップルCEO自宅、マップでぼかしを掛けられたため逆に目立つことに。ストーカーへの接近禁止命令の直後

アップルの「マップ」アプリとGoogleマップの両方で、アップルのティム・クックCEOの自宅にぼかしが掛けられているため、逆に注目が集まっていると報じられています。

つい先日、1年以上にわたってクック氏をストーキングしていたとされる女性が、裁判所から接近禁止命令を下されたばかりです。アップルおよびGoogleの対応は、この命令を受けてのことと推測されます。

米AppleInsiderによれば、アップル純正マップではパロアルト(米アップル本社近く)にあるクック宅の敷地全体をボカしているとのこと。その結果として逆に目立つことになり、バーブラ・ストライサンド(Barbra Streisand)効果を引き起こしていると指摘されています。

ストライサンド効果とは、米国の歌手・女優のバーブル・ストライサンド氏が自宅の空撮写真をインターネット上から排除しようと裁判を起こしたところ、逆にネット上に写真が拡散してしまったことに由来しています。要するに日本でいうところの「消すと増える」です。


https://japanese.engadget.com/apple-maps-distortion-tim-cook-house-043031882.html
https://i.imgur.com/VLNuj92.jpg