だが、米軍の火力から逃れても、山中での自活は、飢餓と病気との苦しい戦いの連続だった。杉本少将は6月12日、
「俺の肉を食って生き延びよ」
と、部下に言い残して自決した。

角田和男のバンバンからの出発を見送りにきた三四一空司令・舟木忠夫中佐は、極限の状況下、何かのことで部下の恨みを買ったらしく、
7月10日、マンゴーの実をとろうと木に登ったところを従兵に火をつけられ、燃える草原の上に落ちて非業の最期を遂げた。

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