部下にパワーハラスメントをしたなどとして、神奈川県警が第2機動隊長の男性警視(56)を警務部長注意の処分としていたことが、関係者への取材で判明した。県警によると、パワハラ事案で所属長級を処分するのは極めて異例という。

関係者によると、処分は2021年12月。警視は東京パラリンピックの警備に派遣されていた21年8〜9月ごろ、部下の男性警部に対し、複数の隊員の前で「仕事は遅いのに飯を食うのだけは早いやつだ」などと罵倒した。また、公用車の車内で喫煙するなどの内規違反もあったという。

県警監察官室は、他の隊員の前で罵倒した行為をパワハラと認定。警視は同室の調査に対し、これらの行為を認めたという。【洪玟香】

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