https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220201/k10013461011000.html

特産の漬物「いぶりがっこ」一堂に集めて販売 秋田

秋田を代表する特産の漬物「いぶりがっこ」を県内から一堂に集めて販売する催しが1日から秋田市で始まりました。

「いぶりがっこ」は大根を2日以上煙でいぶし、ぬか床で40日以上つけ込んだ香ばしい風味が特徴の漬物です。

秋田市中心部の「エリアなかいち」にある会場には、県内の生産者が手間暇かけて作った、こだわりの「いぶりがっこ」30種類余りがそろえられています。

このうち、横手市で作られた商品には、地元の生産者で作る協議会が独自に「固さ」や「甘さ」、「くん製」の度合いを、それぞれ3段階で表して商品の特徴をつかみやすくしています。

「いぶりがっこ」は、3年前に特産品を地域ブランドとして国が認定する制度「地理的表示保護制度」に選ばれ、全国的にも人気が高まっていますが、このところ新型コロナの影響で土産物などとしての需要が落ち込んでいるということです。

催しを開いた秋田県中小企業団体中央会の石井智之さんは「これほどの数のいぶりがっこが一堂にそろうのは珍しいので、ぜひ、さまざまな種類を食べ比べてほしい」と話していました。

この展示販売会は今月末まで開かれています。