致死率はインフルエンザ以下 沖縄ピークアウトの要因は?

オミクロン株の感染拡大がピークアウトした沖縄の経験を、私たちはどう生かすべきなのか。
沖縄県の専門家会議の座長を務める、琉球大学病院の藤田次郎教授に伺います。

(略)

(高島)
改めて今回このミクロン株、デルタ株などと比べて怖さという点ではどうお感じですか?

(藤田教授)
この感染症の怖さをみるのは、致死率です。
インフルエンザは0.1パーセント以下ですね。
そして沖縄県では、デルタ株までは約0.8%、対してオミクロン株はいま0.02%。これは大きな違いがあります。
また重要なポイントは、沖縄ではこれまでに残念ながら9人亡くなられてるんですけれども、そのうち7名が90歳以上の方でした。

(高島)
ということはリスクの高い高齢者の方などをどう守っていくか、ここからはそういったところに重点を置くべきということになってくるんでしょうか?

(藤田教授)
はい、そうです。私たちの経験で重症例というのは、やはり今ご指摘いただいた高齢者、そしてやはり肥満の方も多いんです。そして糖尿病とか、慢性腎臓病などの基礎疾患を持ってる方が重症化いたします。

(略)

https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000243973.html