岸田文雄首相は12日、ウクライナ情勢について「重大な懸念を持って注視し続けている」と語った。「国際的な緊張感が高まっていると感じているし、予断を許さない状況にある」と話した。都内で記者団の質問に答えた。

航空会社のスタッフと意見を交わす岸田首相(12日午前、羽田空港)=代表撮影
外務省は11日にウクライナ全土の危険情報を最も厳しい「レベル4」(退避勧告)に上げた。
首相は「引き続き高い警戒感を持って注視していかなければならない」と指摘した。「主要7カ国(G7)各国との連携も重要だ。状況の変化に応じて適切に対応していきたい」と強調した。

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