この世界でどうやって不幸になれるのだろう」

アンティコは、この特別な色覚を持つことで、このうえない幸福を得ていると言う。「私は麻薬にはぜったい反対ですが、他の人は私がいつも、いわゆる『ハイ』の状態になっていると思っていることは、よくわかっています。

でも、私はただ、人生と私たちの周りにあるものの美しさに『ハイ』になっているだけなんです。この世界でどうやって不幸になれるのだろう、とよく思います。ちょっと公園で座ったり、茂みや木を眺めてみたりしてみてください。そのすばらしさは計り知れません」


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