オールトの雲から観測史上最も大きいメガ彗星がやってくる
https://www.gizmodo.jp/2022/02/bernardinelli-bernstein-comet-will-come-in-2023.html

じわじわと太陽に接近中。

最新のレポートによりますと、「C/2014 UN271」という天体こそが観測史上最大の彗星なのだそうです。

どのぐらい大きいのかというと直径約138km(誤差±17km)。ハレー彗星の核の直径がおよそ40〜80km(1997年の観測時)、サラバット彗星の核の直径がおよそ100km(1729年の観測時)と言われていますから、これまで観測されてきたオールトの雲(太陽系外にあると仮想される天体群)から飛来した天体の中では最大ということになります。

C/2014 UN271は2021年6月、ダークエネルギーサーベイに従事していたPedro BernardinelliとGary Bernstein両氏によって発見が報告されたため、Bernardinelli-Bernstein(ベルナルディネッリ・バーンスティーン)彗星とも呼ばれています。名前の長さも最大級?

ベルナルディネッリ・バーンスティーン彗星はオールトの雲からやってきたと考えられていて、地球に最接近するのは2031年だそうです。