2019年8月に当時小学1年の次男(当時7歳)を窒息死させたとして、神奈川県警は20日、同県大和市西鶴間3、看護助手、上田綾乃容疑者(42)を殺人の疑いで逮捕した。捜査関係者によると、次男は県内の児童相談所に保護されていたが、事件の数カ月前に自宅に戻ったという。上田容疑者には子どもが次男のほかに男女3人いたが、いずれも幼いころに死亡しているとみられる。県警は3人の死亡との関連も含め、動機などを追及する。

【写真】小1の次男が殺害された自宅アパート

 逮捕容疑は19年8月6日午前8時45分から午後3時ごろまでの間に、自宅で小学1年の次男、雄大さんの鼻や口を塞ぎ、殺害したとしている。雄大さんの死因は窒息死だった。上田容疑者は県警の調べに「何もしていない」と容疑を否認しているという。

 捜査1課によると上田容疑者が119番通報した。捜査関係者によると、上田容疑者は「(雄大さんの)具合が悪くなった」と話したという。上田容疑者には子どもが4人おり、雄大さんが3人目。他の3人は乳幼児だった時に死亡しているとみられる。【池田直、洪玟香、宮島麻実】https://news.livedoor.com/article/detail/21708700/