政府、原油禁輸に慎重 国民生活に影響大きく―対ロ制裁

 ロシアのウクライナ侵攻への制裁として米国が決めたロシア産原油や液化天然ガス(LNG)などの輸入禁止について、日本政府は9日、同調することに慎重姿勢を崩さなかった。ロシア産の輸入を断てば既に高水準にある燃料価格の高騰に拍車がかかり、国民生活への影響が避けられないためだ。

 岸田文雄首相は9日、首相官邸で記者団に「バイデン米大統領は、同盟国の多くが参加する立場にないことを理解した上で措置を進めている」と指摘。「安定供給と安全保障を国益としてG7(先進7カ国)をはじめ国際社会と連携し、しっかり取り組んでいきたい」と語った。(2022/03/09-18:35)

https://www.jiji.com/amp/article?k=2022030900924&;g=pol

ドイツも

ドイツ、ロシア産原油の輸入停止計画せず=財務相
https://jp.mobile.reuters.com/article/amp/idJPKBN2L41TS