11日で東日本大震災から11年です。 
この1年間で新たに3人の遺体の身元が特定されました。

 警察庁によりますと、去年、宮城県東松島市の工場敷地内で見つかった遺体の身元が当時61歳の女性と確認されました。

 これで東日本大震災による死者は1人増え、12都道県で合わせて1万5900人になりました。

 この女性を含め宮城と岩手では、この1年間に女性2人と男性1人の身元がDNA鑑定などで判明しました。

 これまでに延べ70万人が捜索にあたり、今も2523人の行方が分かっていません。