[リスボン 8日 ロイター] - ブラジルのフランサ外相は8日、同国はロシアのウクライナ侵攻についてどちら側にも加担しないとした上で、ブラジルの立場は「無関心」ではなく「公平」であり、平和を模索していると述べた。

外相はリスボンでの記者会見で侵攻を非難するかと問われ、「ブラジルの立場は明確で、世界平和だ。いずれかに加担するのではなく、戦争終結の支援を通じてそれが実現できると考えている」と述べた。

ボルソナロ大統領は、侵攻直後にモスクワでプーチン大統領と会談し、詳細には触れず「ロシアと連帯している」と発言。西側の怒りを買った。

ボルソナロ氏はまた、ロシアの肥料はブラジルの巨大なアグリビジネス部門にとって不可欠と発言している。
先月には、ロシアのウクライナ侵攻を非難したモウラン副大統領を叱責し、ブラジルで東欧の危機について発言できるのは大統領のみだと述べていた。

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