
サウジアラビア内務省は、殺人などの罪で死刑判決を受けた81人を12日に処刑したと発表した。
イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)や国際テロ組織アルカーイダ、
イエメンの親イラン武装勢力フーシ派への参加者を含むとしている。国営通信が伝えた。
サウジで1日に処刑された人数としては、近年で最多とみられる。
国営通信によると、処刑されたのは、治安当局者の殺害や警察署の襲撃を試みるなどしたとして
有罪となったサウジ人のほか、イエメン人7人、シリア人1人。
国際人権団体アムネスティ・インターナショナルによると、サウジでは2020年に27件の死刑執行が確認され、
中国やイラン、エジプトなどに続く世界有数の多さだった。
https://www.sankei.com/article/20220313-QY4DTEUTOJOGPKLEYLJ5QNX234/