パチンコ店で刺殺した男に懲役15年判決 名古屋地裁

名古屋市北区のパチンコ店で男性客をナイフで刺して殺害した罪などに問われている男は、 名古屋市北区のパチンコ店
で2018年、男性客=当時(44)=を刺殺したとして、殺人などの罪に問われた住所不定、無職大角哲也被告(52)
の裁判員裁判で、名古屋地裁(宮本聡裁判長)は17日、懲役15年(求刑懲役20年)の判決を言い渡した。
 弁護側は「深刻な意識障害を伴う興奮状態で刺し、殺意はなかった」と主張したが、宮本裁判長は「ナイフを手加減する
ことなく首や胸を目がけて突き刺しており、死なせる危険性を認識していた」として殺意を認定。「無防備な被害者の背後
からいきなり首を突き刺し、立ち上がれなくなった後も攻撃を続けており、一方的で執拗、残忍な犯行だ」と指摘した。

 一方で弁護側は「被害者の嫌がらせに耐えられず怒りが爆発し、懲らしめようと思っただけなのに攻撃を続けてしまった」
として、殺意はなかったと主張しました。

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