【ドバイ=岐部秀光】サウジアラビアの国営石油会社サウジアラムコが20日発表した2021年12月期決算は原油高を背景に純利益が前の期の2.2倍となった。ロシアによるウクライナ侵攻でエネルギー価格が高騰する一方、気候変動問題への対応から欧米の民間石油会社は化石燃料事業からの撤退を進めている。アラムコは石油・ガス部門への投資を拡大し、生産能力を拡大する。

アラムコの純利益は1100億ドル(約13兆円)と...

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR201JT0Q2A320C2000000/