元ウクライナ代表監督がロシアを痛烈に批判した。

2月24日に始まったロシアの軍事侵攻により、ウクライナの人々の犠牲者は増え続けている。とくに、子供を含む民間人を標的にした攻撃には、国際社会から非難する声が高まっている。

そんななか、元ソ連/ウクライナ代表のMFで、引退後はディナモ・キエフやウクライナ代表の監督を務め、ウクライナ・サッカー連盟(UAF)の初代副会長でもあるアレクレイ・ミハイリチェンコ氏が、ロシアにいるソ連代表時代のチームメイトについて語った。ウクライナ・メディア『sport』が伝えている。

「私はオリンピックや代表チームでプレーした時、多くの選手と多くのことを話した。彼らとよくコミュニケーションを取った。しかし、私に連絡してきた唯一のロシア人は、現在アメリカのシカゴに住んでいるイゴール・スクラヤロフだけだ。

彼の妻は有名な体操選手であり、彼らはそこで長い間働いているんだ。彼は大きなショックを受けている。同級生やロシアの友人と話をした後、ロシアというよりも北朝鮮のようだと言っていた。そのことは彼を傷つけた」
 
ミハイリチェンコ氏は「彼らはおそらく私と連絡をとるのが望ましくないと思っているんだろう」と話し、辛辣な言葉を並べている。

「彼らの名前…名前はないので、もう言いたくない。彼らは人ではなく獣だからだ。いや、獣もロシア人と比較されたら腹を立てているかもしれない」

ロシアの軍事侵攻が、ソ連代表のチームメイトとの仲を引き裂いてしまったのだ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/dceef169c77bb7755fa8f8735f3d3434dfd12f22