スバル初の量産EV「ソルテラ」、5月受注開始 トヨタと開発

スバルは14日、同社初となる量産型の電気自動車(EV)「ソルテラ」について、5月12日から注文を受けると発表した。トヨタ自動車と共同開発したSUV(スポーツ用多目的車)で、希望小売価格は消費税込み594万〜682万円。

車台を共有するトヨタ版の「bZ4X」は定額制(サブスクリプション)での提供となるが、スバルのソルテラは通常通り販売する。

トヨタの工場で生産し、日本、欧米、中国で売る。フル充電での走行距離は487〜567キロ(WLTCモード)で、初年度は月150台の販売を見込む。

スバルは2030年までに、世界で販売する車の40%以上をEVとPHV(プラグインハイブリッド車)、ハイブリッド車(HV)にする方針を掲げているが、現時点ではPHVとHVで5%にとどまっている。

中村知美社長はEVを披露した昨年11月、「カーボンニュートラルの実現に貢献する、EVの礎にしたい」と話していた。(神山純一)

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