中国外交部の趙立堅報道官は29日のブリーフィングで、米国の狙いは、ウクライナでの紛争をできるだけ長引かせ、ロシアを弱体化させることにあると語った。

同報道官は、「欧州と国際社会が戦争の終結を求める一方で、米国は火に油を注ぎ続け、ウクライナ人が最後の1人になるまで戦う準備をしている。」と述べた。

また、同報道官は、米国はウクライナに資金や武器の提供を続けているが、その真の目的は紛争を継続させることにあると指摘した。

趙立堅報道官は、「彼らの本当の目的は、平和を達成することではなく、紛争を継続させることだ。彼らの目標はロシアを弱体化させることにあると彼ら自身が述べている」と強調した。

同報道官は、「米国がもたらすものは、平和か戦争か、安全か混乱か、その答えは世界が知っていると思う」と語った。
https://jp.sputniknews.com/20220429/10990387.html