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山岸舞彩さんインタビュー

気さくに、明快に

 2013年春、NHKの週末のスポーツ番組から、日本テレビ系の報道番組「NEWS ZERO」のキャスターに転身したフリーアナウンサーの山岸舞彩さん。確かなアナウンス術に加え、華やかな容姿や衣装にも注目が集まる人気キャスターで、情報誌「日経トレンディ」には13年上半期の「ヒット人」と認定されたほどだ。

 6月、同誌の「13年上半期ヒット商品ベスト30」発表会に出席した山岸さんは、時事ドットコムとの単独インタビューに応じた。仕事のこと、キャスターとしての信条、夢や目標に加え、服装に注目が集まることへの質問にも、気さくに、そして明快に答えてくれた。

 【山岸舞彩(やまぎし・まい)さんのプロフィール】1987年、東京都生まれ。日本女子大卒。東レ水着キャンペーンガールやファッション誌「JJ」の専属モデルを務めた後、キャスターとして活動を開始。2011年、NHKの「サタデースポーツ」「サンデースポーツ」のメーンキャスターとなり、12年のロンドン五輪では現地キャスターを務めた。13年春からは、日本テレビ系「NEWS ZERO」にニュース・カルチャー担当キャスターとして出演中。特技はゴルフ、水泳、書道など。身長168センチ。
ニュースを深く理解する
―13年の「上半期ヒット人」に選ばれましたが、ご感想をお願いします。

 恐縮ですが、評価してもらえて幸せです。ただ、「NEWS ZERO」に移って新たな挑戦をしてはいますが、「活躍している」という実感はなくて。そう言っていただけるとしたら、「もっと頑張らなければいけないな」と気が引き締まります。

―「13年上半期ヒット商品ベスト30」の印象は?

 明るく、前向きになれるような商品が多いですね。今、高級品が売れているそうですが、私は車が好きなので、(市場が)どのように成長しているのか、もっと知りたいです。

―「NEWS ZERO」のキャスターになって約2カ月が過ぎました。心掛けていることは?

 ニュースには、すごくいい内容のものから、そうではないものまでありますよね。(番組では)私が最初に「こういうニュースを伝えます」と言う役割を務めることが多いので、内容をしっかり分かっていないと、読むテンションを間違えてしまいます…。

 だから、ニュースの内容を深いところまで理解するということを、最も気を付けています。(キャスターとしては)今までスポーツなどがメーンで、そういう経験がなかったので、新しい挑戦でもあるんですよ。

―番組では、インタビューを積極的に行っていますね。

 インタビューさせていただいた方々は、信念がすごくあって、その信念に基づいて行動しています。私は、そこに心動かされることが多くて。(インタビューした)皆さんの思いや取り組みを、伝え手としてもっと広めていきたい、どうすればもっと伝わるんだろうと、常に考えている自分がいます。