■41年連続の減少で子供の数は1465万人に…「こどもの日」関連最新情報(2022年公開版)

・2022年4月1日時点の日本の子供(14歳以下)の人口は1465万人。総人口比は11.7%。

・子供の人口は減少中。前年比マイナスは41年連続。
https://news.yahoo.co.jp/byline/fuwaraizo/20220504-00294519

■日本の子供人口は1465万人、41年連続の減少で前年比マイナス25万人

総務省では毎年この時期になると、「こどもの日」にちなんで国内外の子供の人数などを取りまとめたレポートを発表している。今年も5月4日付で「我が国のこどもの数 -「こどもの日」にちなんで-(「人口推計」から)」が発表されたが、それによれば日本の子供(14歳以下)の人口は2022年4月1日時点で1465万人であることが明らかにされた。これは去年の同時期と比べ25万人の減少で、1982年から41年連続の減少。子供の総人口に占める比率は11.7%で前年比マイナス0.1%ポイント。また、統計記録のある1950年分以降では、過去最低値を示している。
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■70年あまりにわたる人口(比)推移
続いて示すのは「全人口における積み上げ・比率形式の主要年齢区分による人口比」。5年区切りのものは国勢調査によるもの(年齢不詳は按分して含めている)、2011年以降は1年区切りで、人口推計による値。また直近2年分は4月1日時点、それ以前は10月1日時点の値となっている。年数の区切りが異なるのとともに、実態との差異の度合いにも注意して欲しい。
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高齢層が増加しても、それに比する形で子供と現役世代も増加すれば、全体的な年齢階層区分における人口構造上のバランスは維持される。しかし「先進国病」とも呼ばれる出生率の低下は、一朝一夕で解決できる問題ではない。中長期的な視野に立った施策が求められている。