重病説のプーチン大統領が6.12「ロシアの日」に作戦終了か…後継候補に36歳の“危険な男”
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進退を考えているのか。ロシアのプーチン大統領(69)に重病説が浮上する中、ある人物が後継候補として注目されている。
36歳という若さながら、大統領府の局長を務めるドミトリー・コバリョフなる人物だ。話題になったのは、5月9日の「対独戦勝記念日」に開催された軍事パレードでの一幕だった。

「若い男性がプーチン大統領と親密そうに話す動画を、ウクライナ出身のレーシングドライバー、イゴール・スシュコ氏がツイッターに投稿。
『プーチンが指名した後継者ではないかとの噂が飛んでいる』とツイートすると、世界中に一気に拡散され『男性はコバリョフ氏』と特定されるに至ったのです」(国際ジャーナリスト)

筑波大名誉教授の中村逸郎氏(ロシア政治)はこう言う。
「コバリョフ氏はパレードでプーチン大統領に顔を近づけ、32秒間も会話していました。特別な存在でなければ、ここまで近づいて話すことなどできません。いま『ポストプーチン』として最も注目されています」
映像を見る限り、コバリョフ氏は高身長で精悍な顔つきをしている。ただの青年ではなさそうだ。

「父親は、ロシアのエネルギー大手・ガスプロムの関連会社の幹部で、オリガルヒです。
また、石油最大手・ロスネフチ会長でプーチン大統領の側近でもあるイーゴリ・セーチン氏ともパイプがあるとみられている。
また、プーチン大統領が側近とともにつくったアイスホッケーチームのメンバーでもあります。さすがに若すぎると思われるかもしれませんが、
もし後継指名されるなら、プーチン大統領がバックにつき院政を敷くということでしょう」(中村逸郎氏)