安倍元首相 防衛費“6兆円後半から7兆円近くまで増額すべき”

岸田首相が防衛費の「相当な増額」を表明したことをめぐり、自民党の安倍元首相は、防衛費について、来年度当初予算で6兆円後半から7兆円近くまで増額するべきだとの考えを示しました。

安倍元首相「来年度の当初予算について、これ“相当な増額”ですから、6兆円の後半からだんだん7兆円が見えるくらいの増額を、それが相当な増額ではないかと私は理解している」

安倍元首相はまた、政府が来月上旬に閣議決定する予定の経済財政運営と改革の基本方針、いわゆる「骨太の方針」で「国民の生命財産、領土領海領空を守り抜いていくという覚悟を示す」とした上で、「GDP比2%の防衛費を確保していくのは当然のことだろう」などと強調しました。

また、アメリカのバイデン大統領が台湾の有事には軍事的に関与する考えを示したことについて、「抑止力を高めていく結果につながることを期待する」として発言を歓迎する考えを示しました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/6680e07322821756232524568ede4ecd00c09c96