平河エリ / Eri Hirakawa
@EriHirakawa
異を唱えるもの、問題を提起するもの、他と「違う」行動を取るものが批判され、馬鹿にされ、「そんなやり方じゃ誰もついていかないぞ」と上から諭され、強いものに媚び諂うことが「建設的」「現実的」とされる。

考えてみれば、これは日本社会のあちこちに存在する光景でしかない。

誰もが細田議長のセクハラは問題だと「思っている」らしい。当然だ。女性記者を深夜に呼び出すようなことはあってはならない。
それについて議論はせず「野党が」と矛先をずらし、ついには投票することすら放棄する。

問題だと思うことを問題だと表明できない国に未来など存在しない。

強いものにへつらい、おもねり、「いやー、セクハラは問題ですよね」と薄ら笑いを浮かべながら怒ったふりをする。まさにこれこそがセクシャルハラスメントを見過ごす構図そのものではないだろうか。