ロシアによる漁業協定停止 引き続きロシア側と協議を行っていく=林外相

日本の林外相は14日の記者会見で、ロシアが履行を停止した南クリル諸島周辺海域での漁業協定について、日本側が引き続きロシア側と協議を行っていく考えを示した。
「ロシア側は、一方的に協定の履行停止を主張しているが、こうした形で一方的に協定の履行停止を発表したことは遺憾だ。日本側としては引き続き協定のもとでの操業が行われるように、ロシア側と協議を行っていく考えだ」
林外相は「ロシア側はサハリン州との協力事業を北方四島周辺の水域操業枠組み協定実施の前提条件であるかのように両者を結び付けている」と反論した。

ロシア外務省のザハロワ報道官は7日、露日間の漁業協力について、日本政府がその支払い義務を果たすまで協定の履行を停止すると発表した。
全ロシア漁業協会は、露日間の漁業協定の停止は、ロシアの漁獲量に影響を与えないと発表した。

https://jp.sputniknews.com/20220614/11545400.html