「なぜ無差別殺傷犯は男性ばかりなのか」加害者家族の支援者が語る"彼らの共通点"

「無差別殺傷で、女の犯人ってほとんどいないでしょう。男ですよね、やっぱり。劣等感とか、勝ち負けとかのヒエラルキーがはっきりするのが男のような気がしますね」

確かに、男性に比べると、女性の人生は柔軟にならざるを得ない。仕事をしていても女性という理由で出世できないこともある。
かと思えば結婚によって大飛躍をする人もおり、その逆の人もいる。自分の努力と関係ないところで、勝ち負けがいかようにも変化するのが女性なのではないだろうか。
一方男性は、学歴と収入があれば、すべてが手に入る、というようなシンプルな構造がある。

「私が学生や新卒だった頃は、男尊女卑が強い世代だったので、逆に女性はあんまりプレッシャーをかけられなかったんですよ。
同世代の男の子って、すごくプレッシャーまみれというか、普通から外れたくないっていう意識は強いですよね。
未だに地方では、独身男性だと就職もできない。家庭がある人のほうが責任感が強いとか、悪いことをしないという偏見がある」

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