
「こんなに増えるとは」「全ての犬に愛情持っている」一軒家に犬221匹 汚すぎて車で生活も
“多頭飼育”容疑者の言い分
千葉県八街市の一軒家で、小型犬221匹を、劣悪な環境で飼うなどした疑いで、63歳の女が書類送検された。
悪臭・鳴き声の”苦情”に警察動く
千葉県警生活経済課によると、女は、今年3月2日、八街市の自宅で、小型犬221匹を、去勢手術などをせずに、
密度が高い状態で、排泄物の処理をしないまま、劣悪な環境で飼育した、動物愛護法違反(愛護動物の虐待)の疑いが持たれている。
事件の発端は、去年10月11日、動物愛護団体からの110番だった。「6〜7年前から室内で200頭以上の小型犬を
飼育している家がある。悪臭や鳴き声の苦情も寄せられている」との内容だったという。
通報を受けた県警は、その日のうちに動いた。八街市、保健所、動物愛護センターと協力し、不適切な飼育状況と判断し、
この女に対して行政指導を行った。それ以前にも、自治体に対して、臭いや鳴き声についての苦情が寄せられたとのこと。
排泄物まみれ ”悪臭基準”10倍以上
県警は、その後も、文書による勧告などを3回繰り返したが、女は従わず。結局、今年3月2日、
動物愛護法違反の疑いで、家宅捜索に乗り出した。その日の捜索差し押さえには、獣医も同行したという。
室内は、想像を絶する状態だったに違いない。住宅の1階と2階合わせて110平方メートルの中に、
小型犬ばかりが221匹、”密接”状態だったという。悪臭もヒドかった。室内には、排泄物が、そのまま放置された状態だった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/0db8c5b55696a173325623211eff1f83c640a674