https://news.yahoo.co.jp/articles/58e8880613cd76d502300bd0d2cdd7e4ccf7594e

自衛隊で教わったことですが、「よくわからない違和感を大切にしろ」という話があります。「よくわからないけど何かおかしいぞ?」と感じたときは、一度立ち止まってください。自分が気がついていない過去の経験から違和感を覚えることが多いです。

 すべてにおいて「何かあやしいな」は立ち止まるサインです。初対面で、「すごくいい人っぽいんだけど、ちょっとだけ違和感あるなぁ」と思ったら、とりあえず一線をひいてください。そういうケースは、「何か問題がある人」の可能性があります。自分の感じた違和感は大切にしてください。

 そもそも私は、初対面から「明るくていい人」の場合は、少し警戒するようにしています。理由は、「明るくていい人」を演じている可能性が高いからです。会話をしていて、所々に違和感を覚えるようでしたら、さらに要注意です。2〜3回会ってから判断しても遅くないですよ。

ちなみに陸上自衛隊の格闘教官に、「街で歩いていて一番怖いのはどんな人ですか?」と聞いたら、「一見普通の弱そうなおじさん」と答えていました。理由を聞いたら、「殺気のあるチンピラや不良は警戒して対応できるけど、弱そうなおじさんが急にナイフで刺しに来たら避けられない」とのことでした。見た目には危険そうではない人が「一番危ない」ということを覚えておいてくださいね。