https://globe.asahi.com/article/13645780
ドイツで長年搾取されてきたのは食肉工場で働く労働者だけではありません。シュピーゲル誌の2020年7月18日号ではDie Unsichtbaren(「透明な人々」)というタイトルでイチゴ収穫やアスパラガス収穫のためにルーマニアからドイツにやってきた季節労働者の苦悩が描かれています。
ルーマニアの東にある村B?caniに住む男性は仲介の男性から「ドイツで時給が7ユーロ(約880円)」(ちなみにドイツの最低賃金は9.35ユーロ、日本円で1176円)だという仕事を紹介され、ドイツに行くことを決意しました。
ところが実際にドイツに到着すると、イチゴ農場から「賃金は『イチゴ一箱』ごとに3ユーロ(377円)だ」と言われてしまいます。イチゴを「一箱」収穫するには約1時間かかり、これでは一日に10時間働いても30ユーロ(3774円)にしかなりません。
しかしその賃金さえも支払われることはなく、途中で農場を追い出された男性はドイツの街を徘徊しているところを保護されました。

むしろ金払ってない分ベトナム実習生以下の扱いだろこれ