「お願いしマッチョ」「噛み締めてゆくぅ〜」 千葉銀行、公式Twitterアカウントの“ゆるい”投稿が話題
https://news.yahoo.co.jp/articles/414d55a0d0a3db6ca0d952dec1ec2de3c35c34cc

 千葉銀行が6月1日に運用を開始したTwitterの公式アカウントがSNSなどで話題になっている。「金融機関として、厳格なツイートを心がけております」と説明しているが、6月1日には絵文字付きで「千葉銀行の公式アカウントです。よろしくお願いしマッチョ」と投稿。ブルーの認証済みバッジが付いていないため、「偽物なのか?」といった反応もあったが、この投稿には4500件以上のいいねが付いた。また、同アカウントのフォロワー数は7500人を超えている(2022年6月7日正午時点)。

 同アカウントは、平日はほぼ毎日のように投稿を続けている。例えば、牛丼の画像とともに6月1日には、「お昼ごはんはチーズ牛丼特盛! チーズと牛肉の脂質が反作用して、カロリーゼロです」とつぶやいている。また、2日には「今日も一日がんばるぞい」、6日にはラーメンの画像とともに「この一滴の奇跡を噛(か)み締めてゆくぅ〜」とそれぞれ投稿している。

千葉銀行に問い合わせた

 千葉銀行に問い合わせると、広報担当者は「公式アカウントです」と認めた。アカウントを開設したのは5月30日だという。また、公式Webサイトの「SNS利用規約」でも、同アカウントが記載されているのが確認できた。

 同行の運用する公式のFacebookやYouTubeを見ると、「ちばぎんアプリで自動車税のお支払いができるようになります」といったサービスを紹介する投稿が目立つ。また、CMの動画を視聴できるようにしており、他の企業と同様に“無難”な運用をしている印象だ。

 なぜ、Twitterではこのような“ゆるい”投稿をしているのだろうか。そして、どのような運営方針を掲げているのか。ITmedia ビジネスオンライン編集部の取材に対し、広報担当者は「『将来のお客さまとなる若年層世代の認知度拡大』が狙いです。『ゆるやかなつながり』を目指しております」と回答した。一方、公式アカウントを開設してからまだ日が浅いため、詳細な運営方針などについては回答を差し控えるとした。同アカウントは、6日に「働き方も『厳格』ゆえに、業務時間外の土日はTwitterを触れずにおりました!」と投稿しているので、平日だけ運用していることは推察できるが、それ以外の方針は分からなかった。

 千葉銀行の公式Twitterアカウントはどこに向かっていくのか。