7月27日、しんぶん赤旗日曜版(7月31日号)は公式Twitterで、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)関連団体の事務局次長が「桜を見る会」に招待されていたと報じた。

《旧統一協会のダミー団体である「世界戦略総合研究所」の事務局長(当時は事務局次長)が、安倍晋三首相(当時)が主催した「桜を見る会」(2013年~16年)に招待されていました。時の首相自らが“お墨付き”を与えたことに。岸田政権は調査し、国民に説明する責任があります=赤旗日曜版7月31日号》

 7月28日発売の「週刊文春」も、同じ事実を伝えている。

「桜を見る会」をめぐる疑惑は、後を絶たない。

「2020年9月18日、マルチ商法と批判され、詐欺の疑いで逮捕された『ジャパンライフ』の元会長も、2015年の『桜を見る会』の招待状を広告に利用していました。広告に使ったことで『信用できる会社だと思った』と証言する被害者もいました。野党は、招待状が首相推薦枠だったとして追及しましたが、加藤勝信官房長官(当時)は、招待者名簿が廃棄されていることを理由に、再調査に否定的な考えを示しました」(政治部記者)

 また本誌は2019年12月、「桜を見る会」が、半グレ集団の“営業” 活動に利用されていた事実を報じている。

「この写真を初めて見たとき、『A氏には大物政治家と繋がっている人脈があるんだ。さすがだな』と、思わず感心してしまいました」(沖縄県石垣市の飲食店経営者)

 石垣島では有名な半グレグループのリーダーであるA氏は、菅義偉官房長官(当時)らと撮影した写真を仲間や取引先にばら撒き、政治家との人脈を誇示していた。

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