現代ビジネス

安倍元首相の現役時代SPが「暗殺」動画を検証…山上徹也は警護の隙を窺い、こうして銃撃した

(中略)
今回、動画を検証してくれた安倍元首相の現役総理時代の警視庁SPはこう語る。

「選挙の時はSPも遠慮がちになるのです。安倍元首相ではありませんが、選挙のときに政治家が市民と握手したりグータッチする際に、見るからに危なそうな市民がいた。そこで一人のSPが前に出てさえぎったのだが、終わってから『選挙妨害だろう』『前に出るな』とひどく叱られ、上からも注意を受けたことがあった。そうした遠慮が、今回、最悪の結果につながったのではないか」

このSPは、動画全体を見てこう感想を漏らした。

「山上容疑者は演説会の最初の挨拶のときから、後方のバスロータリーの歩道にいる。炎天下のなか本当に演説を聞くつもりならば、支援者なら演説場所の前方にいるはずだ。それをなぜ警護はなぜ気づかなかったのか。

周囲を見回すなど挙動も不審だし、そもそもバスロータリーの歩道から車道に出るのはとても危険で、その時点で止められなかったのか。警護に隙があったと言わざるを得ない」
https://news.yahoo.co.jp/articles/8699d42215877f0ffa018996d856aa727f75125e