山梨・放火夫婦死亡 長女の“LINEブロック”で逆恨みか 容疑者の少年は“殺害”周到準備も

「交際を断られた」「LINEブロックされた」と逆恨みか
調べに対して少年は容疑を認め、「長女に交際を断られた」「LINEで突然やりとりできなくなった」と供述している。
司法解剖の結果、井上さん夫妻の遺体には、刺されたような傷が多数見つかった。死因は失血死。火事に巻き込まれなくても、2人は命を落としていたということだ。

少年は、2人を刺した後、住宅に放火した可能性が高い。交際を断られたことを逆恨みして、誰かに危害を加えるため、井上さん宅に侵入したのだろう。
長女を狙ったのか、井上さん夫妻を狙ったのかは分かっていない。焼け跡からは複数の刃物と油類を入れる缶も見つかった。

少年は「家の場所を最近調べた」「複数の刃物を持って行った」などと話しているという。かなりの用意周到さと計画性が見て取れる。
最初から住宅に火を付けるつもりだったのか。県警は、殺人と放火の疑いも視野に捜査を進めている。

長女は「私のせいだ……」と語るなど、憔悴しきっている
「長女が発表する予定だった原稿の内容は『自分自身が嫌いで、悩みを他人に打ち明けられない性格だったが、
ある友達を通じて変わることができた』といったものだったそうです」
Aの身勝手極まる犯行により、両親と家を失ってしまった姉妹。長女は保護先で警察の聞き取りに応じ、「私のせいだ……」と語るなど、憔悴しきっているという。

https://www.fnn.jp/articles/-/254743