トランスジェンダーの女性に惹かれ「自分は同性愛者?」 困惑する男性への助言は… – Sirabee
https://sirabee.com/2022/07/24/20162899658/

外見も性格も好みにピッタリで、相性も良さそうな美女と出かけたものの、「実は男性器がついているの」と告白された男性。「彼女に惹かれる僕は同性愛者なのか」と悩むようになり、一線を越える前にお悩み相談コーナーに投稿してアドバイスを求めた。

■客室乗務員に惹かれた男性

海外で暮らす男性には、5年間も交際し「いつかは妻にしたい」と思うほど大好きな女性がいた。しかし相手は結婚する心の準備ができていなかったため、別れることに。愛する女性との破局に、男性はひどく落ち込んだ。

そんな男性を励まそうと、仲間たちが海外旅行を企画。そこで男性も仲間と飛行機に乗り、チェコの首都プラハを目指した。

だがその日、男性は機内で美しい客室乗務員を見かけ気に入った。客室乗務員もまんざらではなかったらしく、親しげに言葉をかわすように。帰りの便もたまたま同じだと知った男性は電話番号をもらい、「連絡する」と約束した。

■衝撃的な告白

男性は帰国後デートのプランを立て、客室乗務員を誘いバーへ。互いの家族について話していたとき、「実は秘密があるの」「私、昔は男だったのよ」と言われ驚いた。

客室乗務員は、3年前に女性への性別移行を開始したことを男性に告白。また現在も男性器があるため、性別適合手術を待っているところだと説明した。

■混乱している男性

「昔は男として暮らしていた」という点については、特に気にはならないという男性。しかし男として生まれた人に恋心を抱いたことから、「僕は同性愛者なのか」と思い悩むようになったというのだ。

客室乗務員とは「またデートしよう」と約束したが会うべきなのか分からず、「友達や家族に『トランス女性とデートしている』と打ち明けることは想像もできない」という男性が、英国メディア『The Sun』のお悩み相談コーナー「DEAR DEIDRE」に投稿した。

■「愛情があるのなら…」と回答者

回答者は、「この関係がどうなるか分からない段階なのですから、今すぐ友達や家族に(トランス女性とデートしているという)事実を打ち明ける必要はありません」と助言。最も大事なのは相手とどう関わるか、そして一緒にいて幸せかどうかであって、性別そのものではないと示唆している。

男性として生まれたけれど、女性として生きたいという人、またその逆のパターンも珍しくはなく、「トランスジェンダー」という言葉も広く知られている。お互いに納得し愛情もあるのなら、交際しても問題はないと回答者は考えている。