「第3のビール」ってそもそも何? 第2のビールもあるの?

https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1811/18/news003.html

 お酒をたしなむ人なら、一度は「第3のビール」という表現を聞いたことがあるでしょう。金麦(サントリー)やのどごし<生>(キリン)、クリアアサヒ(アサヒビール)などが、これにあたります。

 さて、この第3のビール。普段から飲んでいるという方でも、「じゃあビールとは何が違うの?」と聞かれたときに、きちんと説明できる人は少ないのではないでしょうか。

 ふつうのビールよりも安いんだけど……、いわれてみればなんで? そもそも「第3」って何? 第2のビールもあるの?

違いはこれだ! 「原料」

 第3のビールは、ビールとどう違うのでしょうか?

 まず、ビールは原料のうち、麦芽が3分の2以上使われているものを指します。そ

して、麦芽使用率が3分の2より小さいものを発泡酒と呼びます。ビールと第3のビールの間である「第2」にあたるのは発泡酒です。

 では、第3のビールは? 実は第3のビールには2種類あります。

 1つ目は、そもそも原料に麦芽を使っていないもの。当然、発泡酒には含まれません。

 2つ目は、発泡酒に別のアルコール飲料を混ぜたもの。これはリキュールに分類され、発泡酒とはまた別のものとみなされます。