みのもんたが明かす、妻がいない「わびしさ」の解消法 デパートで「女性の下着」をチラ見(デイリー新潮) - Yahoo!ニュース
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人生100年時代、誰もが直面する可能性があるのが「おひとりさま生活」である。10年前に妻を亡くしたみのもんた(77)は、悲しさや寂しさよりも「わびしさ」を感じる日々だという。そんなわびしさをまぎらわせてくれるのが、「生前整理」と「女性」だという。

(中略

僕ね、今も納骨せずに女房の骨壺を台所に置いているんです。どうしても納骨する気になれなくてね。

安倍(晋三)さんと昭恵夫人と私と女房の四人で飯を食ったこともありました。官邸にご招待いただいてね。安倍さん、僕の番組にも何回か出てくれたんですよ。その安倍さんも亡くなっちゃった。僕もね、もう77歳で先が見えている。人生、残りあとどれくらいあるのか分からない。わびしさが湧き上がってくるのはもう仕方のないことだから、とにかく残りを目一杯楽しもう、と心がけています。

というわけで、人生を楽しむためには、僕の場合まず何よりも……。

やっぱり女の子だね。幸せなことに、酒が好きで、食べることが好きで、そして女の子が好きで、女の子に食事を食べさせるのも好き。だからね、女の子を呼んで、外で飯を食うことを楽しんでいます。

相手の年齢? 若くても、おばさんでも、おばあさんでも関係ない。今は多様性の時代で性にもいろいろあるけど、僕の場合、とにかく異性であることが大事。異性に対する興味で、この年までやってきましたからね。男同士で酒飲むのもいいけど、やっぱり女の子と話すほうがいいよね。何も今さらホテルに行こうってわけじゃないんだから。

でも、銀座通いはちょっとやめました。コロナ禍になっちゃったからね。銀座まで飲みに行って、お姉ちゃんとマスク越しで話すなんて、何だかバカバカしくってね。

とにかく、デパートなんかに行ったらやっぱりちょっと勇気を出して寄らなきゃ。女性の下着売り場にさ。あんまりジロジロ見たらダメですよ。そこまでやると変質者だから。

でも、そういう売り場に寄って、さりげなく見る。そっか、いまこんな下着があるのかってね。何というか、枯れた心が潤うっていうかさ。異性への関心を失ったらおしまい。だから、女性の下着売り場に行って横目でチラッと眺める。これ大事。男児たるもの、何歳になってもこの気持ちを持っとかなきゃ。別に台所の女房だって怒りゃしないでしょ。

デパートもそうだけど、外に出かけた時はよくショーウインドーを見るようにしています。商品を見るわけじゃなくて、そこに映る自分の姿を見るんです。年だからね。やっぱり気が付かないうちに姿勢が前屈みになって、背中が丸まっちゃってる。顎が引けなくなった。そんな自分の姿を見て、腹筋に力を入れて胸を反らせようと頑張る。そういう心がけをするだけで、少しは若返るものです。

とにかく、老いた自分の姿をよく見る。ついでに、いい女がいたら、頭のてっぺんから爪先まで見ておく。これ、若さを保つ秘訣(ひけつ)です。

(中略

テレビはNHK以外あまり観ませんね。どのチャンネルでも、イロモノみたいな若い人たちが、同じようなことを喋っているだけに感じられる。

(後略