北海道の長万部町で水柱が吹き出し続けている問題で、町は22日に、騒音や水しぶき対策のために、水柱の周辺に防音シートを試験的に設置しましたが、大きな効果はありませんでした。新たな問題も浮上しています。

 坂詰怜記者:「役場と業者の担当者が現地の調査に入ります。」

 水温21.5度の温泉水であることが22日に明らかになった巨大水柱。
 その温泉水の分析結果を、ニセコ町在住の、温泉に詳しい専門家に見てもらうと…

 温泉ソムリエ師範・さとう努さん:「炭酸水素塩泉は美肌効果が高い。お肌をつるつるすべすべにしてくれる。さらに塩化物泉ですから、塩の成分で肌をコーティングしてくれる、保湿の効果もありますから、リンスインシャンプーのようなお湯ということが言えると思います。」

 今後、温泉として開発することはできるのか?長万部町によりますと、現時点で計画はなく、優先すべきは騒音対策だとしています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/189204e447b58f1aca858fba99f9311d544fa454