いま世界中で多くの人が「コロナウイルス・パンデミック・ドリーム」という新たな現象を経験しているという。

 夢の内容や感情は、起きている間の幸福感と関連していることが、昔から科学的に示唆されてきた。
象徴的で奇妙な夢には、強烈な記憶や日々の心理的ストレスを、潜在意識のなかだけで安全に和らげる効果がある。一方で悪夢は、起きている間には自覚していない不安を知らせる危険信号かもしれない。

 新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)により、何億もの人々が自宅にこもっている。
夢の専門家のなかには、それまでの普段の環境や日々の刺激がなくなり、「インスピレーション」が不足するせいで、潜在意識が夢のテーマを過去の記憶からより多く引き出すことを余儀なくされている、と考える人もいる。


https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200417-00010001-nknatiogeo-sctch