円が144円台に突入、円安けん制も売り止まらず-連日24年ぶり安値

東京外国為替市場の円相場が対ドルで1ドル=144円台に突入、連日で24年ぶり安値を更新した。下落率は一時前日比で1%を超えた。円安の加速で政府高官によるけん制発言も相次いだが、円売りの流れは収まらなかった。海外の主要中央銀行が金融引き締めに動く一方、日本銀行は緩和姿勢を崩しておらず、引き続き金利差拡大が意識された。市場では1ドル=150円まで円安が進むとの声が出ている。

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-09-06/RHT29AT0G1KW01