完全菜食主義者を風刺する「完全肉食主義者」が食肉の素晴らしさを説くムービー
https://gigazine.net/news/20161011-meat-eater-act-like-vegans/
肉よりも野菜を好んで食べるベジタリアンの中でも「Vegan(ビーガン)」と呼ばれる完全菜食主義の人たちは、
動物の肉や卵・乳製品を食べないだけでなく、革製品や動物由来のゼラチンをも一切使わないなど、
徹底したライフスタイルを貫きます。ときにビーガンは完全菜食主義の素晴らしさを人に説くことがありますが、
これを風刺するべく、ビーガンとは真逆の「完全肉食主義者」がいればどうなるかを再現するとこうなります。

長髪の男性が、完全菜食主義者ならぬ完全肉食主義者。「そんなサラダは体を作ってくれないよ」とサラダを食べようとする女性に苦言を呈しています。

サラダを食べる女性を見て「食欲が完璧にうせたよ」と言い放ちます。

生肉を手に握りしめて力説する完全肉食主義者。「肉を食べてきて何年目?」

「僕は肉だけを食べて生きているんだ」と完全肉食主義であることを誇らしげにアピールします。

「ミートストックフェスティバルに行こうと思ってるんだ。一緒に行かない?」

「この豆腐料理なんだけれど、僕は豆腐を食べないんだ。そこで、中身は鶏肉だけれど豆腐のような味・香りにしてもらえるかな?」

「野菜を食べる人は悪い人ではありません。強いて言うなら……ひどい人たちです」

「野菜を食べると体がアルカリ性になりすぎるよ」

「死にたいの?」と言われた女性は苦々しい表情になってしまいます。

「健康的に生きていくには肉が必要だよ。体はすべて肉からできているんだ」

「シャチは人間よりもずっと強い霊感を持っている。シャチは肉しか食べないよ。だから僕らも肉だけを食べるべきだ」と謎理論を展開。

「ココナツはヤシの実なんだよ?なんでそんなもの食べるの?」

「鹿がどれほど危険か知ってますか?鹿との交通事故で毎年たくさんの人が亡くなっています。鹿を食べないと言うことは、人を交通事故の危険にさらすということです」と極端な主張。

「食べられる動物を食べるということは、世界をより安全なものにするよ」

「ブロッコリー!?それは僕が食べる動物の食べ物だよ。僕の食べ物が食べるものだ。僕は君を尊敬できないね」

「シベリアタイガーを絶滅するまで食べ尽くすべきだ。それが、次の世代の子どもたちのためです。地球で生き残るための最も良い方法は、
動物を食べることです」と何かに取り憑かれたように極論を述べています。

「ココナツはヤシの木からとれるんだ。なんでそんなものを食べるんだ」と言うと……

突然、女性が手にするココナツをたたき落としました。

「僕は密集して育てられた植物を決して食べることはできない。ぎゅうぎゅう詰めの環境で育てられるなんて、非人道的ではないかい?」

「肉食主義者が地球を救うと考えたことはない?君は地球のことにまったく関心がないの?」

「Kalespiracyのドキュメントムービーを見たことがない?絶対に見るべきだ。ちょっとショッキングな内容だけど。
植物の栽培が地球環境を破壊する最悪なことだよ。それを見ればきっと君は野菜を食べられなくなるはずだ」