2022年9月17日 16時12分

時事通信社

 猛烈な台風14号は、海面水温の高さや風向きなどが影響し、気象庁の予想を超えて急発達した。

 同庁幹部は「匹敵する台風が過去にないぐらい危険」と警戒を強めている。

 気象庁は当初、14号は17日午前9時時点で940ヘクトパスカル程度の勢力になると予測していた。しかし、16日夜に急発達し、17日午前9時の気圧は910ヘクトパスカルに達した。

 14号の進路上の海面水温は28~29度と高く、発達の材料となる水蒸気が豊富だった。上空と地表の風向きが一致し、台風の回転を乱さなかったことも影響したとみられ、「台風の発達を阻害する要因が無かった」(黒良龍太予報課長)という。

https://news.livedoor.com/article/detail/22871143/