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犬は飼い主に久しぶりに会ったとき涙がいつもより増える

麻布大学などの研究グループは、犬と飼い主が5時間以上会わないようにしたあと、また会ったときの犬の涙の量を調べました。

その結果、また会ったときに出る涙は、飼い主と一緒にいるいつものときと比べて、平均で15.9%増えました。飼い主ではない人と会ったときは、涙は増えませんでした。

研究では、人は涙が多い犬のほうがいい印象を受けることもわかりました。グループの人は「涙が増えるのは、印象をよくして、飼い主に世話をしたいと思ってもらうためかもしれません。犬が人と生活するようになって、どうやって人との関係をよくしてきたかを考えるのに、役に立つと思います」と話しました。